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「すべてのものに私たちは祝福されていないような気持になりました」


先日、崎津教会で結婚式を挙げられた新婦様からお手紙が届きました。

そのお手紙には先日の挙式へのお礼の言葉が綴られていました。

そして、こんな言葉も綴られていました。

↓↓

昨年の7月に行う予定だった結婚式を中止した時には本当につらく、悲しい気持ちでいっぱいでした。何とか式だけをと思い、いろいろ調べていくうちに故郷の教会での式にたどり着き、「大丈夫ですよ」と平田さんが言ってくださった時には本当に救われた思いでした。


もともと式は派手なことはせず、お世話になった人たちに感謝の気持ちが伝わるものにしたいと思っていましたが、コロナのために、お世話になった人たち、友人にもお礼を伝えることすら、家族にも会えなくなりすべてのものに祝福されていないような気持になりました。と書いてあり、心が締め付けられるような想いになりました。これが現実であり、ご結婚を控えた方々のリアルな心の声だと思いました。


先日、崎津教会でご家族だけの結婚式を挙げられ、温かい雰囲気の結婚式にご親族の皆様も大変お喜びだったとお手紙にかいてあり、ほっとしました。

この日を迎えるまで、お二人と何度も何度もお互い確認を取りながらぎりぎりまで様子をみたりしていました。お式の直前には台風発生!というアクシデントもありましたが、お式の当日は何とか状況は持ちこたえて予定していたスケジュールは変更することなく実施出来ました。

崎津Weddingのチームは小さなチームです。私一人では何もできないので小さなチームの皆様に支えていただいています。

このお手紙はチームでシェアしました。決して私だけにいただいたお手紙ではないと思っています。


私たちはこの結婚式の朝、日曜ミサに参加して言葉に言い表せない気持ちを味わいました。

崎津教会で長年積み重なってきた祈りの時間を目撃したのです。

そして、このお手紙をいただいて、更に神聖な気持ちになりました。

崎津教会での結婚式は私にとってお仕事というよりも社会貢献といったほうが良いのではと思えるようになりました。コロナ禍で結婚式を行っていいかお悩みの方々は多くいらっしゃると思います。そんなかたのお力になりたいと心から思います。


このお手紙の最後には

『参列してくださった方々の顔をきちんとみて、存在を感じ、神父様の言葉を受け止め

特別な時間でした』と綴ってありました。


お二人とのご縁をいただきチーム一同心から感謝いたします。

沢山の選択をしながらこの日ご結婚式を挙げられたお二人とご家族の皆様に心より

お祝いを申し上げます。






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