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  • 執筆者の写真tamiko hirata

ふたりだけの結婚式、そして・・・

ある日のこと。世界遺産認定の崎津集落にある崎津教会で二人だけの結婚式をプロデュースいたしました。



突然、猛威をふるい感染拡大を始めた新型コロナウイルス。あれよあれよとシビアな状況になっていきました。この春、結婚式を控えた新郎様新婦様たちもどうしたもんかと悩みに悩んだ末に、挙式披露宴の1年延期やキャンセルをされたかたもいらっしゃいました。


その中で、この1組のカップル様から『今後の事を話したい』とご連絡をいただき、その日はヘアメイクとドレス小物の打ち合わせを入れていたけれど急遽予定変更しました。私もおふたりにご提案したいことがあったのでタイミングが良かった。

おふたりにと会うと『コロナどうでしょう・・』と開口一番聞かれました。『うーん。ちょっと先が解らないのでパーティは延期しませんか?』とお返事しました。『僕たちもそう思います。しかし、結婚式は中止も延期もしたくないんです』と・・。おふたりのお考えを伺いました。そして、二人だけの結婚式をご提案しました。『ご家族もあることなのでしっかりご相談なさってお決めください。さらに、ご家族にはご家庭で結婚式を見てもらいましょう』とご提案。この日、配信の打診は配信のプロにしていてスケジュールも押さえておきました。(私の暑苦しい想いを理解してくださった配信のプロのSさん本当にありがとう)


YouTube生配信しましょう!


新郎様新婦様の顔がパッと明るくなり『そんなことができるんですか!?』と喜んでいただきました。

その日の夕方二人だけの結婚式をご家族が了承されたことをご連絡くださいました。


早速、崎津教会の神父様を訪ねていき事情を説明したところご理解いただきました。

次は、電波の状況確認。配信のプロと崎津を訪れ、テスト配信。

観光客が多ければ電波が弱いので速度に問題が出そうですが、その時は考えますとのことで

やる準備を。


結婚式前日のリハーサルも当日も崎津に入る際は、マスクはもちろん持ち込む衣装にも消毒をして自分自身にも消毒シュッシューしまくって崎津入り。スタッフにも厳重にお願いをした。


前日は夜中まで嵐。当日、お支度が整う頃にはお天気も回復した。

おふたりだけの結婚式なので参列はなし。証人は私とヘアメイクの先生。教会内は信徒会の皆様とシスターと撮影部隊。静粛で優しさと喜びに溢れた時間が流れ、とてもいい結婚式だった。

長い歴史の崎津教会で結婚式をYouTubeで生配信できるなんて教会の信徒様・神父様に心より感謝です。

フラワーシャワーには信者さんやシスターにもお手伝いいただいた。




結婚式後は海を眺める公園でロケ撮



急遽駆けつけてくれた友。シャボン玉隊として大活躍



愛犬たちとの記念撮影。人見知りな箱入りわんこたちで吠えまくられるスタッフ(笑)


小さな小さな結婚式だったけれど、大きな愛と感謝に溢れた素晴らしい結婚式だった。

結婚式のありかたを改めて考える機会をいただいた気がする。

前日まで、無意識に自分がピリピリしていた気がするけれど、当日は証人として教会の祭壇に立ち、聖書を読み、証人の言葉を発した。新郎様新婦様の結婚の証人となれるなどということはウェディングプランナーとして過去に1度だけあったけれど、また、その機会に恵まれるとは思ってもいなかった。


結婚式やお披露目に対する考え方は千差万別。今回の機会をいただいて、自分がこの先、作っていきたい形をイメージさせてもらった気がする。

年明けから考えてきた『家族婚』をしっかり作りこんでいきたいと思う。

まだまだ新型コロナの感染に関しては予断を許さない状況下にあると思います。

ご相談はwebでzoomでもLineでも行いますのでご連絡ください。

まずはおふたりの想いをお聞かせください。


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